オンライン診療の利便性や魅力を広く知っていただきたいと思い、「note」と「X」への投稿を開始しました。
ここでは、小説というかたちを通じて、オンライン診療を介した患者さんとクリニックとのつながりを描き、診療の新たな可能性をお伝えしていきます。
当クリニックでは、オンライン診療を開始して以来、たくさんの患者さんとの出会いや、これまでにない形でのつながりを経験してきました。
その中には、診療の利便性を実感していただけたことに留まらず、心温まるやり取りや、医療者として大きな喜びを感じる瞬間も数多くありました。
これらの出来事を、より多くの方に知っていただきたい。オンライン診療をより身近に感じていただきたい。
そうした思いから、実際のエピソードをもとに「短編小説」という形での発信を始めました。
クリエイターが文章や画像、動画などのさまざまなコンテンツを投稿し、創作活動を楽しむためのメディアプラットフォーム「note」に、オンライン診療にまつわる短編小説の投稿をはじめました。
小説というフィクションのかたちをとりながらも、実際の診療で出会った感動や気づきを元にしています。
読んでいただくことで、オンライン診療が持つ利便性や、人と人をつなぐ力を少しでも感じていただけたら嬉しいです。
これからも少しずつ作品を公開していく予定です。ぜひ一度ご覧ください。
第1話は、単身赴任中の定期通院患者さんのお話しです。
オンライン診療のメリットとして 「通院時間や待ち時間がなくなる利便性」をあげられることが多いですが、この事例では「一時的に遠方にいても、かかりつけ医で受診ができる」というお話しです。
「なるほど、こういう使い方ができるのか」と気付きを得たため、短編小説にしました。
高橋さん(仮名)は、数年来の常連患者だ。
毎月きっちり通院する規則正しい人で、人当たりもよく、待合室でスタッフと世間話をしている姿をよく見かけた。
ふと受付の記録を見返していると、私は首をかしげた。
――半年以上、オンライン診療だけで受診している。
高橋さんは糖尿病を患っており、定期的な検査が欠かせない。先生は検査結果の変化から薬を調整する。これを治療コントロールという。
隣のデスクで書類を整理していたベテラン看護師の佐藤さん(仮名)に声をかける。
「そういえば、高橋さんって、最近来院されていないですよね」
佐藤さんは手を止め、少し首をかしげた。
「そうねえ。ずいぶんと会ってないわ。どうしたのかしら」
その言葉に、胸の奥の小さな引っかかりが、ほんの少し大きくなった。
――続きは「note」の第1話をご覧ください。
オンライン診療の運営に携わって4年が経過しました。
コロナ禍の受診難民の受け入れから始まり、今は対面とオンラインを組み合わせて、医療の質と利便性を両立する医療サービスの提供を目指しています。
その中で出会った様々な物語を皆様に知っていただければと思います。
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